採用・転職

【転職体験談】30代男性が転職して年収200万アップした話

お久しぶりです。ほんこんです。

先週〜今週と12月納期の仕事が複数あり、また後輩の結婚式に参加したり、忘年会に参加したりしてブログ更新ができておりませんでした。

閑話休題。

私が転職してちょうど1年経過しました。
1年経ったので、私自身がどのような経緯で転職をしたか、転職してどうなったのか体験談を書かせていただきます。

独り言のようなものです。

私にも転職って、できますか? 〜はじめての転職活動のときに知りたかった本音の話〜

転職する理由・経緯

私は、大学卒業時、ロースクールを志望しておりまともに就活をしておりませんでした。
というのもロースクールに進学するため、勉強に専念し、就活は自分に関係のない話と思っていたからです。
このままロースクールに進学すれば話は至極シンプルな話なのですが、私は法律の勉強を進めていくうちに、目指す先の司法試験の難易度の高さを痛感し、挫折してしまいました。
勉強が嫌になったのです。

そして、4回生の夏頃に急遽就活を始めます。
新卒での就職活動をご経験の方ならお分かりかもしれませんが、4回生の夏からの就活は遅すぎで、大手企業の採用はほぼほぼ終わっており、わずかな採用数しかない大手の秋採用や中小企業の採用しか残っていない状況でした。

そんな中で私は大学の就職課を訪れ、就活の相談を行ったところ、人事総務部配属前提の求人を紹介してもらうことができました。
私は法学部で勉強しており、人事総務部なら仕事で法律に触れる機会も多いだろうと考え、前職にエントリーし、無事採用に至りました。

ここで前職の紹介をしますと、某大手電機メーカーのグループ会社でした。
従業員数は100-999名の間くらいの会社でした。特定が怖いのでちょっとぼかします。

前職で約10年、人事総務部に配属となり、人事・総務・法務と割と広範に仕事を行ってきました。前職は管理部門が細分化しておらず、経理以外は総務がやるくらいの体制で色々な経験ができました。これは非常にありがたい話です。

正直、自分で言うのもなんですが、前職では非常に高い評価を頂いておりました。
それは私が優秀というよりも、同年代が少なく、比較対象があまりいないために頂いていた棚ぼた的な評価でした。
私自身、むちゃくちゃラッキーなタイミングで入社したと思っていました。
人間関係も良好で、時間外労働もむちゃくちゃ多いわけではなく、大手電機メーカーのグループ会社のため休みや福利厚生も企業規模にしてはかなり行き届いていました。

ただ常に引っかかていたのは、もっとハイレベルな会社で働きたいという思いでした。

私が卒業した高校、大学はむちゃくちゃハイレベルではないですが、それなりのレベルで、学生時代の友人は大手企業で働いていたり、それこそ士業で活躍している友人もおりました。

そんな中で自分は普通に大学卒業して、普通に働いているだけ。
自分の経歴に強いコンプレックスを抱きながら、働いておりました。
原因は自分にあるため、自業自得ではあるのかもしれませんが…。

働きだしてすぐの転職なら何言ってんだこいつと言われそうですが、前職で10年ほど人事総務として働き、評価も頂いている。この状況下であれば、もっと大手の会社で同様に働くことができるのではないか?チャレンジしたい!と思うようになり、転職活動を始めることとなりました。


転職活動はどのように行っていたか

私は、リクルートキャリアとパーソルキャリア(doda)の2大転職エージェントに登録しました。
エージェントに登録すると、自分の担当の営業が付き、私の職務経験と志向や転職先に求める条件をヒアリングし、色々な求人を提案してくれました。

ちょうど2020年10月ごろにdodaに登録し、登録直後に担当者と電話面談を行い、いくつか求人を紹介してもらいました。この時紹介していただいた求人の1つが現職になります。

結論から申しますと、私はこのとき紹介していただいた2社にエントリーし、まず初めに面接を受けた現職ですぐに内定が出たため、すぐに転職活動を終えることとなりました。
紹介1社目で内定が出たので、これまた非常にラッキーでした。

なので、あまり転職活動を派手に行っていたわけではなく、思いの外すぐに内定が出たためあっさり転職活動は終わることとなりました。

現職に決めた理由

前職は大手電機メーカーのグループ会社であるため、親会社が決めたルールや方針に右に倣えで、会社の独自性みたいなものはほとんどありませんでした。

そんな中で人事総務を行っていたため、会社運営に関する細かい業務には携わることができましたが、会社全体の人事制度や人事企画については、親会社のモノマネで、全く0→1にするような仕事に携わることはできませんでした。

なので、私自身が親会社側の立場に回って、種々の制度や企画を一から考案してみたい!と考えていました。
現職は一部上場のコンサル会社で、市場や会社自体も右肩上がり、ベンチャー企業から成熟した企業になっていくための転換期を迎えているような会社でした。

絶対色々やれるじゃん!冒険できるじゃん!肩書も良いじゃん!(おい)と思い、現職に決めました。

また、提示された待遇が良かったという点も非常に大きいです。
これについては、私のキャリアが良かったというよりも、前職と現職の属する業界の差が大きいと思います。
要するに、同じ職種でも所属する業界で待遇に大きく差が出るということです。
待遇の悪い業界から良い業界に転職すれば、待遇アップが狙えます。
逆に、現在働いている業界が待遇の良い業界であれば、別の業界への転職を考えたときに待遇の維持は難しいかもしれません。

同じ人事の仕事をするのであれば、待遇が良い業界で働きたいものです。
以下、国税庁のURLを貼り付けておきますので、平均給与が高い業界をご確認いただけると分かりやすいと思います。

【ご参考】平均給与 – 国税庁
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan1997/menu/05.htm

転職してどうか?

当初の狙い通り、これから成熟していく会社であり、まだまだ制度や体制が整っておらず非常にやりがいのある仕事が多いです。
新しいものを一から作り上げていくこと仕事がたくさんあります。
また、給与も上がり、家族の暮らしにも還元できるようになりました。

そして、一部上場企業でどんどん伸びている業界のため、優秀な人材が集まっているように感じます。周囲のレベルが高いです。
なので、こんな環境でも負けないように自身を成長させていくことの大切さに気付き、とりあえず簿記2級を取得してみたりも今年はしましたし、ブログも始めてみました。

やはり人間は環境に左右されるということを実感した一年でもありました。

マイナス面をお伝えすると、会社内での評判や人間関係がリセットされてしまうため、転職直後は精神的にきつく、蕁麻疹が出ることもありました。
これは今から考えるとなかなかですよね(苦笑)
いかに自身が同僚に支えられて仕事を行ってきたかが、よく分かりました。
今では人間関係も10年いた前職ほどではありませんが、築くことができ、順調に仕事を行っております。

私にも転職って、できますか? 〜はじめての転職活動のときに知りたかった本音の話〜

まとめ

・転職して人間関係がリセットされることが辛かった
・やりたいこと、待遇が満たされていることが転職を決めた理由
・待遇は所属する業界水準によって大きく変わる
・周りの環境に人は流される

ただこれからどうなるかは分かりませんが…。


COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA