簿記2級

簿記2級独学勉強法③「独学勉強時の使用教材」

日商簿記2級独学だらだら勉強で合格!_03

簿記2,3級ともにyoutube動画と問題集を使用

簿記2級、3級を独学で勉強した際の使用教材

文字で説明するよりも画像で説明した方が早いので、画像でまとめてみました。
2級、3級ともにふくしままさゆき先生のyoutube動画に大変お世話になりました。
この場をお借りしまして、御礼申し上げます。ありがとう存じます!ふくしま先生!

以下、詳細を説明していきますね。

簿記3級の参考書は、YouTube動画で十分過ぎます!

ふくしま先生の動画です。簿記学習の道はこの動画から始まっています。本当に。

通常独学で簿記を勉強する場合は、参考書を読んで学習を始めるのが通常ではありますが、今の時代YouTubeがあります。そして、このYouTubeにおいて簿記2級、簿記3級の学習を助けてくれる神動画があります。

それが、ふくしま先生の動画です。(上記参照)

簿記2級、3級の試験範囲はほぼ全てカバーしてくれているため、この動画だけ見ておればインプットはほぼ完了できます。
ただ、この場面で強調しておきたい点は、ふくしま先生の動画は「理屈で簿記をしっかりと説明してくれる」点です。ここまで丁寧に解説してくれるコンテンツは世の中にないと思います。
いや、網羅的に調べたわけではないので、適当に言っているだけですが、きっとそうです。
そう思わせてくれるくらいにこの動画は素晴らしいのです。

何故こういう処理をするのか、背景となる実務はどうなっているのか、既存の参考書の矛盾点 etc

この内容の講義を無料で視聴できることが本当に異常で、独学学習でありながら通信講座以上のクオリティで簿記の学習ができます。

まじでこの動画は見てください。

動画視聴は時間かかると思われる方もいるかと思いますが、道理で簿記を覚えたほうが忘れにくいですし、何より実務に役立ちますし、上位資格の勉強にも有益です。

とりあえず、今日の記事では「ふくしま先生の動画を見る」だけ覚えて帰ってください。

簿記3級の問題集は別途必要!

ふくしま先生の動画はあくまでインプットに使用する教材となります。
アウトプットの段階では必ず問題集を使用してください。
私が使用した問題集は、簿記3級ではこちら。

スッキリうかる 日商簿記3級 本試験予想問題集 2021年度 (スッキリわかるシリーズ・旧:スッキリとける 過去+予想問題集)

正直、問題集は何を使用しても大差はないかと思います。
私自身、簿記2級はパブロフの教材を使用していたので、簿記3級学習時からパブロフの簿記3級のテキストを使っても良かったかもしれません。
ふくしま先生の動画で得た知識を総動員して、問題を解いてください。
知識の問われ方、答え方を問題集を解くことで学んでください。ここをおざなりにすると知識が点数につながらないため、非常に勿体ないです。

もう一度言います。知識の問われ方、答え方を問題集を解くことで学んでください。

簿記2級の参考書

簿記2級についても同様にふくしま先生の動画をまずはご覧あれ!
簿記2級は3級に比べると、「なんでこういう処理しているの?」と思うような場面は多く、工業簿記という普段、簿記を使った仕事をしていない方には”未知の言語”まで登場しますから、これを理屈で学ぶことの意義は非常に大きいです。

2級もまた3級同様にインプットの大半をふくしま先生の動画で済ませるわけですが、問題を解いているうちにこの処理見たことないなという場面が極稀に登場しますから、その際の処理を学ぶための補完的な参考書として、パブロフのテキストを使用しました。

簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 2021年度版

簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記 テキスト&問題集 2021年度版

本当に補完的で一から読むことはほとんどしてません。
一番このテキストを買って良かったと思うのは、連結会計の部分です。
すごく細かい話になるのですが、ふくしま先生の動画では問題を解くに際しての技術的な指導はありませんから、このパブロフのテキストを読んでどのように問題を解くかを解法を知ることができます。

簿記2級の問題集は、2種類使用。

ここまで記事をお読みいただければお察しの通り、パブロフの問題集を使用しました。
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 総仕上げ問題集 2021年度版
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記 総仕上げ問題集 2021年度版 です。

こちら簿記2級のネット試験をターゲットに作られた問題集で、紙での試験を受験予定の方には向きませんのでご注意ください。
パブロフ問題集の良い点は、解説がすごく丁寧であるところ。
手書きで実際の答案を見ているかのように解説が書かれているので、解法が分からない問題であっても、解説を見ると理解が追いつきます。
ただ、あくまでネット試験に向けて制作された問題集であるため(著者もその趣旨で作ったと述べている)、複数の論点を織り交ぜた難易度の高い問題はあまり収録されていない点に注意が必要です。

ネット試験は、紙の試験に比べ、試験時間が短く問題の難易度は低いです。
どう低いかというと、込み入った論点を問題の中でそこまで問うてきません。
大問1つにつき、1・2箇所くらいしかひねっている感のある問題を問うてこないのが、ネット試験の特徴でありますから、この部分を踏襲しているのが本問題集となります。

くれぐれも紙の試験を受験予定の方は問題集選びにお気をつけください。

1回目の簿記2級ネット試験は67点で不合格。そこで問題集を追加!

パブロフの問題集を2〜3周したところで、模擬試験も合格点以上をコンスタントに取れるようになり、私は6月末に簿記2級のネット試験を受験しました。

結果は、67点で不合格…。あと1問くらいじゃん…と思いながらすごくむかつきながら、復習のために簿記2級の学習を進めました。

で、試験を振り返って見ると、パブロフで見たこと無い問題が出てきてたんですよね。
これ、間接的にパブロフをけなしている風になっていますが、そういうことを意図した文章ではなくて、問題集も出題可能性が高い問題を中心に収録しているため、マイナーな問題については取り扱っていないことは往々にしてあることなんですね。
たまたま私が受験した回にパブロフで記載のなかった問題が出題されたため、次回は見たことのない問題が出ない状態にしておきたいと考え、私はマンネリ打破も狙い思い切って新しい問題集に取り組むことにしました。
そこで取り組んだのが 日商簿記2級 まるっと完全予想問題集 2021年度 (旧:網羅型完全予想問題集) です。

この問題集は紙の試験レベルの問題が出題されています。
なのに、試験時間は90分で模擬試験の問題が作成されているので、意味不明な時間設定だなと思いながらも、この問題集を2〜3周行いました。
3〜4周くらいやりたかったですが中には2周くらいしかできなかった問題もありました。合格したかまぁいいかw。

気をつけてほしいのが、こちらの問題集はインプット後に直ちに取り組むべき問題集ではありません。
むちゃくちゃ解説が不丁寧です。逆に言うと、パブロフの問題集の解説が丁寧過ぎます。
なので、行間を読む必要があるため、問題慣れしていない状態でこの問題集に取り組むとおそらく挫折すると思います。
それくらいパブロフと問題レベルと解説に差があります。
※パブロフは解説は丁寧なため理解がしやすいが、問題は簡単。
 完全予想問題集は解説は不丁寧だが、問題は難しく、網羅的に知識を解法を身に着けることができる。

ただ、この問題集に取り組んだことによって、商工会議所のやり口が非常によく分かるようになりました。
つまりは、様々な問題の出題パターンが網羅的に収録されているため、どんな問題が出てきても「はいはいこの問題ね」という状態になれます。

この結果、私は簿記2級ネット試験を91点で合格することができました。
100点を取れなかったことが残念ですが、試験中に解法について悩むことはなく、スラスラ解けました。
その結果、70分くらいで全ての問題を一通り解き終え、残りは自信のない問題の見直しに時間を充てることができました。
これはこのまるっと完全予想問題集のおかげと言えます。

したがって、合格までコスパよく合格を目指したい方は、パブロフの総仕上げ問題集に取り組むことをおすすめします。
一方で、高得点を取得して余裕を持って合格を狙いたい方は、まるっと完全予想問題集まで取り組まれることをおすすめします。

以上、私が簿記2級合格のために使用した教材の紹介となります。
次回は、問題集の進め方について解説予定です。

最後までお読みいただき、ありがとう存じました!

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